【月7万以上支出を削減!】家計改善のやりかた2【支出の把握&見直し】

こんな人にオススメ
  • これから貯金を始めたい!
  • 節約してるけどなかなかお金が貯まらない

結論からいうと、私たちは見直しにより毎月の支出が8万近く減りました。

この記事では、私たち夫婦が最初に取り組んだ、家計改善の手順を解説します。

嫁ぶんちょ

貯金だから、節約すればいいんじゃないの?

菅原ブンチョ

それは貯金できる体制が整ってからだね。まずは貯まる土台を作るのだ!

目次

収入と支出を書き出す

用意する物
  • 記帳した預金通帳
  • クレジットカードの明細書

まず最初にするべきことは、収入と支出の把握です。

用意した通帳やクレジット明細をもとに一か月分の支出を書き出します。

できる限り正確に書き出さないと意味がありません。

私たちは家計を別々に管理しており、家計を把握できていませんでした。

嫁ぶんちょ

これはほんと必要なことだね

菅原ブンチョ

はやめに把握できてよかったよ

私たちの収支は大体こんな感じでした。

  • 収入:330,000円
    • 夫収入:210,000円
    • 妻収入:120,000円
  • 支出:329,000円
    • 家賃:60,000円
    • 電気:10,000円
    • ガス:8,000円
    • 水道:3,000円
    • ネット:13,000円(光回線+Wi-Fi)
    • 携帯:18,000円(2台)
    • カーローン:42,000円(2台)
    • ガソリン:18,000円(2台)
    • 自動車保険:10,000円(2台)
    • 保険:35,000円(夫婦合計)
    • 食費:75,000円
    • お小遣い:30,000円(夫婦合計)
    • 日用品:7,000円

これを見るとカツカツの生活だと分かります。

嫁ぶんちょ

全然貯金できてないね

菅原ブンチョ

このままではアカン

ポイント

まず収入と支出を正確に書き出すことで

家計の現状を把握する

支出を固定支出と変動支出に分ける

次に、支出を「固定支出」と「変動支出」に分けます。

嫁ぶんちょ

ふむふむ

菅原ブンチョ

一度支出を書き出してしまえばここは簡単だよ

固定支出 住居費・ローンなど、自動引落としの毎月支払う額が決まっているものをさします。

変動支出 食費・光熱費など、毎月支出する額が変動するものをさします。

私達の家計に当てはめると、以下のようになります。

  • 固定支出:178,000円
    • 家賃:60,000円
    • ネット:13,000円(光回線+Wi-Fi)
    • 携帯:18,000円(2台)
    • カーローン:42,000円(2台)
    • 自動車保険:10,000円(2台)
    • 保険:35,000円(夫婦合計)
  • 変動支出:151,000円
    • 電気:10,000円
    • ガス:8,000円
    • 水道:3,000円
    • ガソリン:18,000円(2台)
    • 食費:75,000円
    • お小遣い:30,000円(夫婦合計)
    • 日用品:7,000円

これで一か月の支出の内訳がわかり、固定支出と変動支出の分類もできました。

まずは固定支出を見直す

では続いて、いよいよ家計にメスを入れていきます。

まずは固定費から見直しをします。

嫁ぶんちょ

え!食費の節約とかじゃないの?

菅原ブンチョ

変動費の節約は大変
常に意識しないといけないし

変動費の見直しは大変です。日々の管理、継続する力、戦略が必要です。

一方、固定費は毎日意識しなくても、毎月勝手に引き落とされるので管理がラクです。

逆に言えば、固定支出を見直さない限り、永久に無駄な出費が自動引落しされてしまいます。

  • 学生の頃から長年使用しているドコモ・au・ソフトバンクの携帯
  • 職場訪問のセールスや親戚から言われるがままに加入した生命保険
  • 結婚前に契約した内容のままの、見直ししていない自動車保険
  • 登録したものの、たまにしか利用しない有料サービス

これらは調べればもっと安い商品やサービスがあります。

重要なのは、正しい知識を身につけ、自分にあった商品を選ぶことです。

具体的におこなった見直しは以下のとおりです。

  • インターネットのプロバイダ変更
  • ポケットWi-Fiを解約
  • 携帯を格安SIMに変更
  • あまり使用していない有料サービスを退会
  • 自動車保険の見直し重複した特約を削除、まとめ割引を適用
  • 保険の見直し⇨不要な保険は解約、掛け捨て型の保険に変更

私たち夫婦の支出は以下のように変化しました。

  • 固定支出:178,000円 ⇨ 131,000円
    • 家賃:60,000円
    • ネット:13,000円 ⇨6,000円
    • 携帯:18,000円 ⇨5,000円
    • カーローン:42,000円(2台)
    • 自動車保険:10,000円 ⇨8,000円
    • 保険:35,000円 ⇨10,000円
嫁ぶんちょ

すごいね!

菅原ブンチョ

家計の見直しは固定費から!

ポイント

家計を改善するには、固定支出の見直しから始める。

つぎに変動費を見直す

固定費の見直しが終わったら、つぎは変動費の見直しです。

嫁ぶんちょ

毎日管理するの大変そうだなぁ

菅原ブンチョ

節約をいかに継続できるかが重要だね

見直し手順は以下のとおりです。

ポイント
  1. 食費・雑費をより詳細に書き出す
  2. 予算を立てる
  3. 継続しやすい工夫をする(戦略をたてる)
  4. 実行・継続する

変動費をより詳細に書き出す

まずは食費や日用品代などの変動費を、可能な限り何にいくら使ったか書き出します。

嫁ぶんちょ

そんないきなり言われても覚えてないよぉ

菅原ブンチョ

できれば過去一か月分のレシートとかクレジットの明細を準備したいね

変動費の見直しは大変です。

私たち夫婦の場合、最初の一か月は固定費の見直し手続きにあてました。

それと並行して、変動費のレシートを保管し始めました。

私たち夫婦の直近一か月の変動費は以下のようになりました。

  • 電気:10,000円
  • ガス:8,000円
  • 水道:3,000円
  • ガソリン:18,000円(2台)
  • 食費:75,000円
    • 食糧費:30,000円
    • 外食:15,000円
    • 旦那ランチ:20,000円
    • 妻ランチ:10,000円 
  • お小遣い:30,000円
    • 旦那お小遣い:20,000円
    • 妻お小遣い:10,000円
  • 日用品:5,000円
嫁ぶんちょ

食費がすごい…コンビニ弁当はひかえよう…

菅原ブンチョ

今度からご飯だけでも詰めて持っていこう

予算を立てる

続いて各項目の予算を立てます。

ポイント
  • 消費と浪費を分類する
  • 予算は毎月話し合う
  • 先取り貯金をする→残し貯めはダメ

私たち夫婦は、以下のことを話し合って決めました。

  • 食費は買い物を週に2回、一回につき3,000円以内を意識しよう
  • 外食は月4回、一回につき3,000円以内にしよう
  • ランチはご飯を詰めてもっていこう
  • ランチは一食おかず500円以内を意識しよう
  • お小遣いは毎月10,000円

それを反映させるとこうなりました。

  • 食費:75,000円  56,000円 
    • 食糧費:30,000円 ⇨ 24,000円
    • 外食:15,000円  12,000円
    • 旦那ランチ:20,000円  10,000円
    • 妻ランチ:10,000円
  • お小遣い:30,000円 ⇨ 20,000円
    • 旦那お小遣い:20,000円 ⇨ 10,000円
    • 妻お小遣い:10,000円
  • 日用品:7,000円

そして、変動支出は以下のようになりました。

  • 変動支出:149,000円 ⇨ 122,000円 
    • 電気:10,000円
    • ガス:8,000円
    • 水道:3,000円
    • ガソリン:18,000円(2台)
    • 食費:75,000円 ⇨ 56,000円
    • お小遣い:30,000円 ⇨ 20,000円(夫婦合計)
    • 日用品:7,000円

今回の見直しによって、じつに76,000円の削減に成功しました。

継続しやすい工夫をする

嫁ぶんちょ

まぁでも、コツコツ家計簿を続ける自信がないよ…

菅原ブンチョ

絶対面倒くさいよね

実はここがいちばん重要です。

いかに良い仕組みを作っても、継続できなければ意味がありません。

そんな私たちが意識したのはお金の流れの見える化家計簿の自動化です。

キャッシュレス決済と家計簿アプリの相性はバツグンです!

嫁ぶんちょ

一か月の収支が一目瞭然

菅原ブンチョ

預金残高や各種ポイント残高、そして購入履歴も見れちゃう

我が家で実践したこと
  • 銀行口座をネットバンク化する
  • 可能な限りクレジットカードや電子マネーで支払う
  • 家計簿アプリを導入する
    • 通帳やクレジットカードを連携させる
    • 日々の支出をアプリで確認する
  • 毎月マネー会議を開く

まとめ

  1. 一か月の収入と支出を書き出す
  2. 固定支出を見直す
  3. 変動支出を見直す
  4. 変動費の予算をたてる
  5. 継続するための工夫をする

以上が私たちが実践した家計改善の流れです。

結果、一か月の支出は76,000円もダウンしました。

ですがなんと言っても、いちばん大事なのはとにかく行動することです。

嫁ぶんちょ

大事なのはまず動くこと

菅原ブンチョ

とりあえずやってみよう!

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